日本縦断日記〜広島から山口

  • 移動地点:広島(広島市)~山口(宇部)
  • 走行距離 :160km
  • 寝床:その辺の道端(☆☆☆)

以下日記

2018年9月11日

5時過ぎ起床

晴れている

どうやらやっと世界に祝福され始めたようだ

うだうだしながら準備を始める

昨日干していたものは残らずびちょびちょのままだった

モーニングルーティーンをしに公衆トイレに行く

便器に座りハーモニーを奏でようとする直前に紙がないことに気づき慌てて肛門を締めあげる

前傾姿勢で近場のコンビニに駆け込み事なきを得る

コンビニで買った朝食を咀嚼しながら公園に戻るとじじばばが太極拳やってた

荷物をまとめている際にふと人気を感じ後ろを見ると謎のばあさんが音もなく後ろを通っていった

遊具の上なのに

心の中でサイレントおばあちゃんとあだ名をつけた

奥のスペースでアクロバティックチャリンコやってる兄さんを眺めながら3日分の日記を書き上げる

平日の朝から暇な奴っておるもんやなぁ

 

一通り準備を終え出発

思い出したように原爆ドームによる

思ったより小さかったがひしゃげた鉄骨が痛ましく見えた

f:id:hadashiB3:20240804110507j:image

ゆるゆる進みゆめタウンで休憩

クソでかいあんパンと地域限定のポテチを食す

・・・普通のやつのほうが好みやな

九州しょうゆ味は当たりなんやったんやと実感

休憩終え再び出発

途中にあった踏切は電子音じゃなくて金属音でカンカンとなっており妙なノスタルジーを感じる

そもそも電子音以外の踏切聞いたこともなけど

 

道中錦帯橋の看板を見かけて寄る

錦帯橋の駐輪場にてキャリアのナットがないことに気づく

とりえず錦帯橋へ向かう

f:id:hadashiB3:20240804110542j:image
f:id:hadashiB3:20240804110545j:image

橋を渡ったり写真を撮ったりと満喫する

満足したので再出発

ナットを求め近所のスーパーに駆け寄るがなかった

当たり前や

しょうがないのでそのまま峠に突入

登りきったところにザ・ビッグを見つけ店内物色するも見当たらず

グッデイみたいな見た目しとるくせにナットの一つも売っとらんのか

猛烈に眠かったのでパンと強炭酸を購入

疲労に効くぜ

よくみたらザ・ビッグのすぐ真横がナフコなことに気が付く

ナフコにはナットがあった

適当に整備を済ませ50キロほどノンストップで進む

ここできつい坂ではギアを無理やり上げ力づくで登り切った後に下りで休憩すれば体も疲れず時短になることに気づいた

世界の心理に一歩近づいたな

何度かやっているうちにえげつない疲労に襲われたので途中でやめた

 

道中のセブンにて休憩

GPSが狂うが適当に走っている間に直った

気づいたら日が暮れちまっただよ

 

30キロほど走り最後の休憩をとる

ここからのぼりが続くので気合を入れなおす

真っ暗闇の中出発

最初の峠は街灯がなかったがそれなりに車通りもあったので割と余裕をもって走れた

坂自体もきつく無かったのでゆるりと進む

2度目の峠はやたら急なうえに街灯もない鬼畜仕様だった

途中で真っ暗な道の中でママチャリを押して上る老人を追い抜く

人気がまるでない夜道に何やってんだ

 

しばらく進み自発的に光るものを見つけ安堵

ゆるゆる進み最終目的地の宇部に到着

駅近くのスーパーで文明に浸りながら晩飯を探す

結局久しぶりにジョイフルに行くことにする

高校ぶりに来たジョイフルはいろいろメニューが変わっており軽く浦島太郎みたいな状態になる

しんけんハンバーグなるものを食しながら寝床を探す

石黒公園というものがあるそうなのでそこで寝ることにする

よくよく調べなおしたら石黒公園には神社が併設されているっぽい

なんか怖いしもういろいろとめんどうだったのでベンチとかある少し広めの道端でしれっと寝る

日が上がる前に撤収すれば問題ないやろと言い聞かせつつ意識を失う